1030売れば二上がり、買や三下がり、切ってしまえば本調子
この格言は、日本の相場に関する古典的なことわざであり、三味線の調子(チューニング)に引っかけています。 売れば二上がり: 株を売ると価格が上がってしまうことを指します。つまり、売ると価格が上昇することが多いです。
買や三下がり: 株を買うと価格が下がることを指します。つまり、買うと価格が下落することが多いです。
切ってしまえば本調子: 株を手放すことで冷静になり、相場の本来の調子を取り戻すことができるという意味です。つまり、相場から離れて冷静さを保つことも大切だという教訓が込められています。
相場は予測不可能であり、感情に左右されることが多いですが、冷静になって相場を観察することで、本来の調子を取り戻すことができるとされています。 また、日本の相場に生き残るための格言としても知られています。

商いは買い手がいるうちにやれ
この格言は、相場において利益確定の重要性を示しています。
商いは買い手がいるうちにやれ: この格言は、相場が上昇しているときでも、まだ買い手が出ている段階で売っておくべきだという意味です。株価が上昇していると、さらに上がる可能性を考えてしまいがちですが、一度天井が見えてしまうと急に買い手がいなくなり、売り損ねることがあります。したがって、利益がある程度出た段階で、買い手がいるうちに利確することが重要です。
相場の名人がこの格言を解説する際には、以下のポイントを交えて説明できるでしょう
1 相場の極端な動き: 相場は急激に変動することがあります。株価が上昇し出来高も増えてくると、まだ騰がる、もっと騰がると思ってしまいますが、どこかのタイミングで天井を付けます。一度天井を付けてしまうと、売りが発生しやすくなります。したがって、利益確定のタイミングを見極めることが重要です。
2 利食いの難しさ: 株価が上昇している銘柄は、短期の投資家が多く参加していることがあります。熱しやすく冷めやすい状況であるため、利益を確定させる難しさがあります。相場の利食い千人力」も同様の意味を持っています。
3 自分を満足させて利確する重要性: 利益が出た段階で、買い手がいるうちに一度自分を満足させて利確することで、後悔を防ぎ、チャンスを逃さないようにしましょう。

小利は失敗のもと
小利は失敗のもと: この格言は、相場で小さな利益を追いかけることが大きな損失を招く可能性があるという意味です。つまり、目先の小さな値幅を追いかけて何度も売買することは、往々にして大きな損失を招くことがあります。相場で生き残るためには、小利ではなく、大利を狙うことが重要です。
相場の名人がこの格言を解説する際には、以下のポイントを交えて説明できるでしょう
1 利益の心理的影響: 小さな利益を追いかけることは、投資家にとって心理的に満足感をもたらします。しかし、その一方で大きな損失を招く可能性があります。名人は、感情に左右されずに冷静に利益を追求することの重要性を強調するでしょう。
2 損小利大のトレード: 名人は、損小利大のトレードを実践することを推奨するでしょう。つまり、小さな損失を許容して、大きな利益を狙うトレードスタイルが成功につながると考えています。
3 シナリオの描き方: 株式評論家が紹介した銘柄に飛びつくことなく、しっかりとシナリオを描くことが重要です。どこで買って、どこで売るのか、思惑が外れた場合の処分方法を考えることで、損小利大のトレードを実践できます。
「相場を語るなかれ」「能ある鷹は爪を隠す
1 「相場を語るなかれ」:この格言は、相場に詳しい人々に向けられています。直訳すると「相場について話すな」となりますが、実際には「相場の未来を予測することは難しい」という意味が込められています。
相場は予測不可能であり、常に変動しています。誰もが正確な予測をすることはできません。したがって、相場の未来について過度に語ることは避けるべきです。
名人は、相場の不確実性を理解し、謙虚に情報を収集し、冷静に判断することを強調するでしょう。
2 「能ある鷹は爪を隠す」:このことわざは、能力や才能を持つ人々が、その能力をむやみに誇示しないことを示しています。直訳すると「獲物を取る能力に優れた鷹は、獲物を取る時以外は鋭いツメを見せずに隠している」となります。
相場の名人は、自分の知識やスキルを控えめに示し、謙虚に行動することを重視します。能力をひけらかすことは、相場で成功するためには避けるべきです。
本当に才能がある人は、普段はその実力を控えめにし、相場で冷静に行動することで成功を収めることができるでしょう。
アナリストの説明できない相場が面白い
ファンダメンタルズを超える相場の本質:アナリストはファンダメンタルズ分析に基づいて相場を説明しようとしますが、相場は単にファンダメンタルズだけで動くわけではありません。
相場は需給や市場参加者の感情によって形成されます。熱狂、過信、恐怖、安堵などが相場の動きに影響を与えます。
アナリストが説明できないような相場こそ、相場の本来の姿であり、おもしろい部分でもあります。
自分で考える重要性:投資家は自らの頭で考え、アナリストが見抜けなかった本質を見抜く必要があります。
アナリストの分析は後で自らの失敗を分析するのに役立ちますが、自分自身の投資戦略を構築するためには、アナリストの説明できない相場に目を向けることが重要です。

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